Q&A一覧

Q01.補聴器ってどんなものですか?聞きたい言葉がすぐに聞こえるようになりますか?
Q02.補聴器には、どのようなタイプがあるのでしょうか?
Q03.補聴器が欲しいのですが、どのようにしたら良いのでしょうか?
Q04.よい補聴器販売店の選び方のポイントは?
Q05.補聴器は両方の耳につけた方が良いのでしょうか?

Q01補聴器ってどんなものですか?聞きたい言葉がすぐに聞こえるようになりますか?

補聴器は、基本的にはマイクとスピーカーからなるものです。単純に音を大きくするだけではなく、大きくする音の周波数帯を選んで音をお大きくすることができます。その他にも色々な機能が搭載されています。
購入後には数回の調整(フィッティング)が必要なことが多く、多くの方は慣れるまで2-3カ月程度かかっている印象です。

Q02補聴器には、どのようなタイプがあるのでしょうか?

主に次の3タイプあります。補聴器適合判定医に相談して、あなたにふさわしい補聴器を選んで下さい。
【耳かけ型 】
扱いやすく種類や性能も豊富。最近は耳かけでも小さく目立たずデザイン性もあり、人気があります。
【耳あな型 】
耳の中に収まるタイプです。小さく目立たないのが特徴です。物理的にマイクとスピーカーが裏表の構造にあり時折ハウリングが生じるのが難点です。また、価格も耳掛け型に比べて高い傾向にあります。
【ポケット型】
他のタイプに比べ価格が安く、操作が簡単。

Q03補聴器が欲しいのですが、どのようにしたら良いのでしょうか?

まずは耳鼻咽喉科を受診して、あなたの聞こえの現在の状態を知ることからはじめましょう。

耳鼻科医(補聴器適合判定医)に相談しましょう。聞こえが悪くなる原因は、年齢によるもの、耳の疾患によるものなど、個人によって大きく異なります。聞こえの程度や難聴の要因から適正な補聴器を知るには、耳鼻科医の診察を受けるのがベストです。

Q04よい補聴器販売店の選び方のポイントは?

耳鼻咽喉科受診の上、補聴器販売店を紹介してもらうのが一番良いかと思います。

補聴器販売店には、補聴器専門店で自社製品を販売している大手の補聴器店や他社製品を販売している補聴器販売代理店などいろいろな販売店があり、 珠玉混合な状況の様子です。必要以上に高額な補聴器を勧められ購入にいたり、不満をかかえていらっしゃる方の話をよく耳にします。

Q05補聴器は両方の耳につけた方が良いのでしょうか?

残念ながら、補聴器を両耳につけたからといって、言葉の聞き取りが片耳装用に比べて劇的に改善することはありません。しかし、両耳装用にも下記のようなメリットはあります

音の方向や位置がわかりやすくなる
両方の耳から音が入るので、その音の方向に顔をむけるなどの反応が可能になり、自然に聞くことができる

購入費用が高額となってしまうため多くの方は片耳装用され、一般的な生活では片耳装用で十分なケースが多いと感じています。また、病気や聴力により両耳では効果が出ない場合、両耳装用自体が困難、無意味な場合もありますので先ずはご相談ください。